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「学ぶ」と「真似る」の語源は一緒?世代の違いを認める謙虚さ

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、学ぶことの意味を考えてみたいと思います。

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「学ぶ」と「真似る」の語源は一緒

「学ぶ」と「真似る」の語源は一緒だという。

学ぶ(まなぶ) - 語源由来辞典


最初から独創的な人間などいない。

最初は上手い人を真似ることで、上達するのではないか?


私の先輩は「型破りな人間になるには、

まず型にはまらなければいけない」と言っていた。


日本の伝統芸能の能の教えに「守破離」とあるが、

まずは基本を守って、それから基本を破るのが

自然ではないかと思う。

守破離 - Wikipedia

これからの世界の変化を学ぶ

ただ、日本では「学ぶ」ことを、

とうの昔に止めてしまった中高年も多いので、

注意が必要だと思う。


私の一番尊敬している先輩は、

とにかく、すごくたくさん学ぶ人なので、

その学びに基づいて、


これからの若い人たちが生きる世界は、

自分がこれまで生きてきた世界を全く違うことを、

はっきり明確に認識していた。

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なので、その先輩は、若い人達に話す時に、

自分の世代の価値観や経験を押し付けたり決してしなかった。


そんなことをしても、

若い人たちの助けに一切ならないことを

よく知っていたからだ。

怠惰で傲慢な人間ほど押し付けがましい

今の日本の中高年は、

こういう謙虚さを忘れている人が多いのではないか?


学ぶこと自体を、とうの昔に止めているから、

自分の経験がそのまま、

若い人達にも当てはまると信じて疑わない。


まず、それが正しいのかどうかを検証することすら、

しようともしないし、思い浮かびもしない。


悪気はないのかもしれないが、

怠惰であり、傲慢だという誹りは免れない。

創造力を磨くのが、学びというプロセス

「学びの人生の一日は、学びのない人生の歳月に勝る」

というラテン語の格言が好きだ。


絵本画家のワイルドスミスは、

「幸福の源泉は創造力です」と述べたが、


その創造力を磨くのが、

学びというプロセスではないだろうか?


アメリカの思想家・エマソンの言葉が、味わい深い。

「だれでも教育を受けている過程で嫉妬は無知であり、

模倣は自殺行為にほかならないという確信に達する時期がある」

つまり、最初は「真似る」(模倣)から始まって、

独創性に至るのが学びのプロセスではないだろうか?


エマソンに関しては、こちらの記事でも語っています。

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私たちは自分自身をつくり上げる芸術家

このキューバのヴィティエール博士の言葉が、

学びのプロセスの本質を語っていると思う。

「どんな人も、生来、希望に満ちた可能性を持っている。


それを見つけ出すためには、

彫刻家が像を彫るように、光の下で石を刻むことです。


私たちは第一に、自分自身をつくり上げる芸術家となり、

自身の魂を彫琢していかなければならない」

学問とは自分の可能性を掘り出し磨き上げる作業

私の恩師は「勉強とは本来、楽しいものだ」と言って、

「学問すること」について、このように語っていた。

「学問とは、自分自身の可能性を掘り出し、

磨き上げていく作業ともいえます。


人間には無窮の可能性がある。

それを開花させていく原動力が、

日々の地道な学問の登攀です」

「世界を戦争や殺戮のない方向へ向かわせることが重要であり、

「知識」を人類の幸福に生かすための

「英知」を育んでいくのが大切である」

まとめ

という訳で、今回の記事では、

学ぶことの意味を考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)「学ぶ」と「真似る」の語源は一緒なので、

最初は上手い人を真似ることで上達する。


2)学ぶことを止めた人間のアドバイスは、

あまり価値がないことが多い。


3)学びの目的は、自分自身の可能性を掘り出し、磨き上げ、

自分らしい幸福を見つける力を養うためである。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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