タゴールの『ひとり歩む』という詩と内向型人間の勇気
どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では、内向型の勇気について考えてみました。
タゴールの『ひとり歩む』
アジア人初のノーベル文学賞受賞者であるタゴールについては、
以前の記事でも書いたが、
タゴールの『ひとり歩む』という詩が好きだ。
大学時代に恩師が教えてくれた詩です。
好きな箇所を抜粋してみます。
「君の呼びかけに誰も答えないならば、
君よ、我が道を一人征(ゆ)け。
皆が恐れを抱いて沈黙するならば、
君よ、開いた心と恐れなき声をもって、
ただ真実のみを語れ」
君よ、失望してはならない
抜粋の続きです。
「暗い嵐の夜にだれも松明(たいまつ)に火をつける者がなく、
扉をたたく君にだれ一人として応じる者がいなくとも、
君よ、失望してはならない。
雷(いかずち)が激しくとどろくなかで、
我が心の松明に火をつけ、
一人、暗闇(くらやみ)のなかで火を燃やせ」
(タゴール『ひとり歩む』)
君の心に響く小さな声を信じ給え!
このタゴールの詩は、
以下のガンジーの言葉とも響き合う気がします。
「たとえ一人になろうとも、全世界に立ち向かい給え!
世界から血走った眼で睨(にら)まれようとも、
君は真っ向から世界を見すえるのだ。
恐れてはならない。
君の心に響く、小さな声を信じ給え! 」
(ガンジー)
内向型の勇気
この「君の心に響く、小さな声を信じ給え!」の箇所が、
内向型の私としては、すごく好きです。
この本によると、
内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)
- 作者: スーザン・ケイン,古草秀子
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数日前の記事で紹介したローザ・パークスさんも、
典型的な内向型の人間だそうです。
内向型の人間にとっての勇気とは、
「自分の心に響く小さな声を信じること」のような気がするんですよね〜
そして、もちろんガンジーも顕著な内向型の特徴を持っていた人でした。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
まとめ
という訳で、今回の記事では、
内向型の勇気について考えてみました。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。