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クリエーターの未来と出版社の没落?グローカルな生き方のすすめ

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、クリエーターの未来と出版社の没落について考えてみます。

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「ナナのリテラシー」と出版業界の未来

私は以前、現在の日本の出版業界へ感じる違和感の記事を書いたが、

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これからの出版業界は、

漫画「ナナのリテラシー」で描かれている方向に向かっていくと思う。

ナナのリテラシー1 (Kindle Single)

ナナのリテラシー1 (Kindle Single)

一言で言えば、出版社よりも、

クリエーターの力が強くなる


組織よりも個人の力が強まるのは、

ネット社会の必然ですね。


こちらの記事で紹介したIT革命の恩恵の部分です。

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具体的に言えば、

作家が電子書籍の自費出版などをもっと頻繁に利用し、

著作権を基礎にして、印税を増やす。


出版社は徐々に解体していき、

編集者はフリーランスとして、

個々の作家と仕事をする感じになると思う。


詳しくは「ナナのリテラシー」の第3巻をどうぞ。

ナナのリテラシー3 (Kindle Single)

ナナのリテラシー3 (Kindle Single)

作家と出版社員の不平等な関係

現在の漫画家とかの生活を見てて、

クリエーターが不安定な貧乏生活をしてるのに、


何のリスクも背負ってない出版社の会社員が、

年に一千万円以上の安定した収入をもらってるって、


明らかに不平等だし、システムとしておかしい。

すべての本が読み放題に

電子書籍の自費出版やKindle読み放題の流れは、

その内に世界中で出版される本が、

電子書籍で読み放題になり、


読者は読んだページの分だけ、

作家に印税を支払うことになると思う。


そして国や地方自治体が、

現在図書館維持費として予算を確保している税金が、

そこに使われるようになる未来も、

そんなに遠くではないんじゃないだろうか?


現に、フィンランドの図書館では、

本を借りると作家に印税が入るし、

作家活動には補助金も出る仕組みになっている。


そんな流れの中で、

出版社が現在のような暴利を貪る体制が続くとは思えない。

togetter.com

グローバル化で感じる「しんどさ」

ただ極端な能力主義・成果主義になってしまうのは否めない。


この記事でも詳しく書いたが、

これからの時代はグローバル化は避けられない。

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そして、グローバル化とは、

単なる海外と国内の境界の崩壊だけでなく、

国内でもこれまで守られてきた既得権益が崩壊し、

すべての人が自由競争の波に投げ込まれるということだからだ。


現在のグローバル化の流れの中で、

私達の多くが感じている「しんどさ」も

そういう部分ではないだろうか?


「それは論理的に正しいし、正論だけど、

そんなに強くなれないし、賢くなれないし、

頑張れないないよ」という正直な気持ちだ。

グローカルな生き方のすすめ

だから私はglocal (global+local) な生き方を提唱する。


現在のグローバル化の流れは、避けられないけど、

全てを正面から受け止めなくてもいい。

あくまでも自分らしい生き方を主軸にして、

グローバル化の中で、

自分に合う部分・合わない部分を取捨選択し、

身近な生活を大事にすること。

それこそが、私の目指すグローカルな生き方だ。

まとめ

という訳で、今回の記事では、

クリエーターの未来と出版社の没落について考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)これからは、出版社(組織)よりも、

クリエーター(個人)の力が強くなる。


2)ただ極端な能力主義・成果主義になってしまうのは否めない。


3)そんなグローバル化した自由競争の時代には、

自分らしい生き方を主軸にしたグローカルな生き方が大切だ。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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