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脳と精神活動の関係から考える!生命とは何か?人間は特別な存在か?

前回の記事に引き続き、

今回の記事では、脳と精神活動の関係を考えてみました。

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脳は精神活動の「場」に過ぎない

「人間の精神活動は、すべて脳の作用だから、

脳の研究がすすめば、


人間の感情や精神活動や『魂』と呼ばれるものが全て解明される」

と信じている方もいらっしゃいますが、私は違う意見です。


私は脳は、人間の精神活動の「場」を提供するが、

人間の精神そのものではないと思います。

テレビと電波の例え

脳と精神の複雑な関係を理解するための例えとしては、

テレビと電波の関係に、少し似ているかもしれません。


テレビが壊れると、画面が映らなくなるように、

脳が物理的に破壊されると、人間の精神活動も不可能になりますが、

テレビをいくら分解したって、その中から電波は出てこない。

人間という存在の定義

前回の記事では「今の自分とは何か?」という質問に対して、

仏教では「空の自分」「仮の自分」「中の自分」というのが、

3つ存在していると説いていると紹介しました。

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精神的な話になって、恐縮ですが、

私は全宇宙に遍満している生命の波長(空の自分)みたいなものが、


「仮(け)の自分」(人間の肉体)に宿って、

「中の自分」としての自我を持つのが、


人間という存在なんじゃないかなぁ〜と思っています。

動物も植物も無機質にも宿るもの

そして、「全宇宙に遍満している生命の波長みたいなもの」は、

それこそ、動物も植物も無機質さえも、等しく貫いているのではないかと思うので、

植物と動物の生命に序列をつけるベジタリアンの考えが馴染まないのだと思う。

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ガイア理論

「無機質にも生命を感じる」などというと、

「ちょっと危ない人」みたいに思われるかもしれないが、


地球全体を1個の生命体として考える「ガイア理論」と

同じようなようなものなんじゃないかと思う。


「ガイア理論」は、テレビ番組の「ガイアの夜明け」のせいか、

日本人に馴染みが深いかもしれない。

ガイア理論 - Wikipedia

地球全体が1個の生命体

地球なんて、成分的には「巨大な石ころ」と変わらないのだから、

「地球全体を1個の生命体として考える」というのは、

「石ころにも生命がある」というのと、大して変わらない気がする。


まあ「米粒一つにも神が宿る」と考えていた

日本人の宗教観に合うのかもしれないが…

まとめ

ということで、今回の記事では、

脳と精神活動の関係から、「生命とは何か?」という難問に対して、

私なりの現時点での考えを述べさせてもらいました。


少しでも、どなたかの思考の刺激になれば、嬉しいです。

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