人間の思考は、言語に制限されるのか?
どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では、人間の思考と言語の関係性について考えてみました。
人間の意識と言語
精神学者の斎藤学の本の中で、
他人と適切な境界線を引くのが苦手な人が、
英語で話すようにしたら、
他人と適切な境界線を引くのができるようになったという話があった。
- 作者: 斎藤 学
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 文庫
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ロゴス中心主義
人間の思考というのは、やはり言語に制限されるのだろうか?
デリダがロゴス中心主義として批評してたが、
聖書の創世記で「始めに言葉ありき」とあったように、
西洋圏の人間は言語への依存度が高い。
- 作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,合田正人,谷口博史
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 単行本
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龍樹の「空」の理論
それに比べて、龍樹の「空」の理論などは、
言語に制限されない思想を求めた試みとして興味深いと思う。
- 作者: 中村元
- 出版社/メーカー: 講談社
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まとめ
という訳で、今回の記事では、
人間の思考と言語の関係性について考えてみました。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。