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マズローへの違和感!知識欲は食欲、自己表現は排泄欲と同じ?

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、マズローの欲求5段階説への違和感を考えてみます。

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マズローの欲求5段階説

「人間の欲求」というと、

マズローの欲求5段階説が有名だが、

正直私は、少し違和感を感じている。


マズローの欲求5段階説についての説明は、

こちらのサイトがわかりやすい。

www.motivation-up.com

簡単に説明すると、

アメリカの心理学者のマズローは、

人間の欲求とは、以下の5段階があると説いています。

①生理的欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)

②安全欲求(雨風をしのぐ家・健康など)

③社会的欲求(帰属欲求)(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)

④尊厳欲求(承認欲求)(他者から認められたい、尊敬されたい)

⑤自己実現欲求(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)

そして、低次の欲求が、ある程度充たされてから、

次の階層の欲求を求めると論じました。

マズローへの違和感

このマズローのモデルは、

確かに、論理的に筋が通る部分もあるので、

全否定はしたくないが、


自分自身を振り返ると、

どうも、自分には当てはまらない部分が多くて、

違和感を禁じ得ない。


ちなみに、マズローの説への賛否両論は、

Wikipediaにも、手早くまとめてあります。

欲求段階説 (マズロー) - Wikipedia

「自己実現欲求」は「生理的欲求」と地続き?

自己分析をしてみると、私の場合は、

普通に「生理的欲求」や「安全欲求」はあっても、

「帰属欲求」や「承認欲求」は、あまり感じない。


そして、時には、飲まず食わずで睡眠も削って、

「生理的欲求」を押しのけるほど、

「自己実現欲求」を感じる。


私にとって「自己実現欲求」は、

「生理的欲求」(食べたい、飲みたい、寝たいなど)と

地続きなんじゃないかと思う。


そして「帰属欲求」や「承認欲求」も

「安全欲求」の一種なのではないかと思う。

自己実現や自己表現も排泄欲の一種?

以前の記事で「排泄欲」について考えたけど、

www.glocallife.net

「自分の内から外へ出す」という意味で、

自己実現や自己表現も、

一種の排泄欲の高度に洗練された表れ方じゃないかとも思う。

知識欲は食欲と同じ?

知識欲も「外部の世界を自分の内部に取り込む」という面で

食欲と似たようなものかもなと思う。

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高次元な欲望は動物との違いが浮き彫りになる?

そう考えると、人間の欲望というものは

「食欲」「睡眠欲」「排泄欲」というシンプルなものに還元されるが、

ただそのレベルに、低次か高次かの違いがあるだけなのかもしれない。


高次元な欲望であればあるほど、

動物との違いが浮き彫りになり、

人間の尊厳を輝かせるものなのではないだろうか?

まとめ

という訳で、今回の記事では、

マズローの欲求5段階説への違和感を考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)マズローの欲求5段階説への違和感は、

そのピラミッド型の序列だ。


2)どの欲求がより重要であるかは、

個人によって異なる部分が大きいと思う。


3)自己実現は排泄欲、知識欲は食欲というように、

高次元の欲求と考えられているものも、

「食欲」「睡眠欲」「排泄欲」というシンプルなものに

還元されるのではないだろうか。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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