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思想の自由と差別撲滅の両立?Airbnbの「コミュニティの誓約」

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、思想の自由と差別の撲滅の両立について考えてみたいと思います。

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Airbnbって何?

まず初めに「Airbnbって何?」という方は、

こちらの記事をご覧ください。

airlog.jp

アメリカでは大人気のサービスなので、

私も何度か利用したことがあります。

ホテルを利用するより、

よっぽどコストパフォーマンスが良いと思ってます。

ちなみに、キャンプについて書いた記事は、こちらです。

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Airbnbの「コミュニティの誓約」

本題に話を戻して、

今朝、メールをチェックしていたら、

Airbnbからのこんなメールが目に飛び込んできました。

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詳しくは、こちらの記事でも紹介されています。

Airbnbの利用の際に、人種差別などが問題になっているようです。

www.gizmodo.jp

思想の自由と差別の撲滅の両立

このAirbnbの「コミュニティの誓約」は大事なことだと思う。

偏見や差別意識を持つことは自由だ。

しかし、そういう人間には利用できないサービスもある。

どの人間にサービスを提供するか決める自由も存在するからである。

言論や思想の自由と、偏見や差別の撲滅を両立させるのは、本当に難しいが、

この辺りが落とし所なんじゃないだろうか?

「多様な人間と交わるようなサービスの利用者は、

偏見や差別をしないと自主的に誓約してもらう。


誓約しない人間には、サービスが利用できない。

実際に差別的行為をしたら、誓約違反として罰則がある」

というシステムが、最も論理的ではないかと思う。

そもそも差別は憲法違反

偏見や差別をしない誓約という面では、

そもそも憲法で差別は禁止されている。


その憲法の精神に基づいて、

ほとんどの国では、差別を違法とする法律を整備しているが、

日常の千差万別の場面を、一律で法律でくくるのは難しい。


そのような法的整備の補完的役割として、

このような「コミュニティの誓約」にも意味があると思う。

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まとめ

という訳で、今回の記事では、

思想の自由と差別の撲滅の両立について考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)憲法で差別は禁止されているが、

日常の千差万別の場面を、一律で法律でくくるのは難しい。


2)Airbnbの「コミュニティの誓約」は、

「Airbnbの利用者は、偏見や差別をしないと誓約してもらう。

誓約しない人間には、サービスが利用できない」というものだ。


3)言論や思想の自由と、偏見や差別の撲滅を両立させるのは難しいが、

法的整備の補完的役割として、

このような「コミュニティの誓約」にも意味があると思う。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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