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「おひとりさま」じゃなくても知っとくべき!介護の選択肢が学べる本

前回の記事で、親の老後に備える包括的な本を紹介したので、
今回は誰もが漠然と不安に思っている介護についての本を紹介します。

おひとりさまの老後 (文春文庫)

おひとりさまの老後 (文春文庫)

上野千鶴子のライフワーク

有名な本ですが、上野千鶴子の「おひとりさまの老後」は、
彼女がライフワークと定めたぐらい
日本の介護システムの研究を徹底的にしているので、
一般的な入門としては、包括的でとても良書だと思います。

一般的な介護入門書としてオススメ

「おひとりさま」に限らず介護が必要になる方やその家族すべてが、
この本から学べることは多いと思います。

介護では値段とサービスの質が比例しない

この本で、上野千鶴子が強調しているのは、
「日本の介護では値段とサービスの質が比例しない」ことです。
つまり、値段は高くても、劣悪な介護サービスは山ほどあるし、
しっかり探せば、良心的な値段で、良質なサービスを受けられるということです。

大切なのは事前のリサーチ

そのために大切なのは、事前にしっかり調べて、
介護施設やサービスは、実際に訪問する等、自分の目で確かめてみることです。

自分で選ぶのが理想的

これだけは、介護される側の個人的な好みの問題も大きいので、
自分で調べて、自分で選ぶのが理想的ではあると思います。

ひとまず最初の取り掛かりとして、
介護の問題を包括的に論じているので、この本はオススメです。

男性版もあるよ!

男性の方には、これに加えて(またはこれの代わりに)こちらの本もあります。

男おひとりさま道 (文春文庫)

男おひとりさま道 (文春文庫)

有名な本なので、図書館でも手に入ると思いますし、
文庫本で、随分安く買えるので、一冊買って手元に持っていても良いと思います。

上野千鶴子の世代間の対話

上野千鶴子は、こちらの世代間の対話も興味深かったです。

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)

親の老後に備える入門書はこちら

親の老後に備える包括的な本を紹介した以前の記事は、こちらからどうぞ。

kbooks.hatenablog.com