この世界における「白人の特権」を理解してるか?
どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では「白人の特権」について考えてみました。
科学者の考え方
今回の記事のきっかけとなったツイートは、こちらです。
あのね、科学者がどのように考え、感じるかという最良のサンプルが、『ご冗談でしょうファインマンさん』です。たしか岩波。できれば、原書で読んだ方がいいけど、苦手な人は日本語で。この本は傑作です。
— 脳科学者 茂木健一郎博士の名言bot (@k_mogi_bot) 2016年11月26日
『ご冗談でしょうファインマンさん』
なるほど、少し試し読みしてみたが、興味深い本だと思う。
"Surely You're Joking, Mr. Feynman!": Adventures of a Curious Character
- 作者: Richard Phillips Feynman,Ralph Leighton,Edward Hutchings
- 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc
- 発売日: 1997/04
- メディア: ペーパーバック
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日本語版は、こちらです。
- 作者: R.P.ファインマン,大貫昌子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/12/18
- メディア: Kindle版
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白人男性としての特権
しかし少々うがった物の見方をすれば、
現在アメリカの大学でアジア人の教授として教鞭をとる私は、
このような天真爛漫な振る舞いを許されるのは、
白人男性としての特権の一つでもあると思った。
これが有色人種や女性だったら許されなかったかもしれないと思う。
卒論指導した白人男子学生
先日、卒論指導した白人男子学生が、めっちゃ上から目線で
「この子は、white privilege(白人の特権)なんて、全く理解していないんだろうなぁ〜」と思った。
わりと知的な気質の学生で、大学教育を4年間受けても、
この程度の理解しかないのかと思うと、少し絶望的な気分になったりもする。
まとめ
という訳で、今回の記事では、
「白人の特権」について考えてみました。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。
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