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外国語の世界観を理解するのに最適な学習法「Cultura」を紹介

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、外国語教育の未来について考えてみたいと思います。

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21世紀の外国語教育はどうなる?

以前の記事でも紹介したが、

21世紀の外国語教育を考える時、

アメリカの超一流大学であるMITで始まった

Culturaのモデルが示唆に富んでいると思う。

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Culturaでは、それぞれの言葉を学ぶ者同士がインターネット上で議論するが、

その際に自分の意見は自分の母語で表現する。


相手のネイティヴの言葉を読んで、

授業でディスカッションするのが外国語学習となる。

外国語の「世界観」を理解すること

私はこの学習方法は、大変に効率がいいと思う。


外国語を学ぶということは、

究極的には、その言語の「世界観」を理解することで、

外国語で自分の意見を表現することではない。

(国際共通語となっている英語の場合を除く)


自分の母語でも自分の意見を表現できない人間は、

外国語でだってできる訳がない。

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自動翻訳と異文化理解力

また自動翻訳の発達で、

単語や文法などの機械的な翻訳は自動にできるようになる。


この際に大切なことは、

翻訳の際に失われた「その言語の独自の世界観」を

どう再構築するかということだ。

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こればっかりは、自動翻訳では不可能だ。

技術を使いこなす人間の異文化理解力の問題になる。


異文化を理解する力というか、

多様性を尊重できる人格が、

一番大事なんじゃないだろうか?


技術的な部分は、

後からでも幾らでも自分一人で学べる。

日本に必要な異文化理解力

Culturaのプログラムは本当に素晴らしいから、

日本でも流行って欲しいと思う。


まずはアメリカで流行らないと駄目かもしれないけど、

このモデルの重要さを理解できるのは、

アメリカよりも、日本だと思う。


良くも悪くも、アメリカ文化が、

世界のスタンダード(標準)になっている今の時代だから、

多くのアメリカ人は、異文化理解力について、

大して必要性を感じていないだろう。

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逆に、日本みたいな小さな国の方が、

これからのグローバル化時代の生き残りのために、

異文化理解力の必要性を強く感じているのではないだろうか?

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旧態依然とした外国語教育

インターネットの発達により、

語学教育の方法が根本的に変わってきたという認識を

持っている人間は少ない。


外国語の学習といえば、

あいも変わらず30年前と同じような方法で、

単語を暗記させて、文法を説明している。


こういう教師は、

新しい変化を本当に学んでないなぁ〜と残念に思う。

人間って簡単に惰性に流されるよなぁ〜

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時代の変化に鈍感な人間は山ほどいる

こういう旧態依然とした外国語教師を見ていると、

ニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」の一場面を思い出す。


隠遁者の偉そうな演説を聞かされて別れた後、

ツァラトゥストラは「彼は神が死んだことを気がついてないのだ」と呟く。


今も昔も、時代の変化に鈍感な人間は山ほどいるもんだ。

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今の外国語教師の偉そうな教え方を見ていると、

「時代遅れの馬鹿なことを言ってるな」って思う。

まとめ

という訳で、今回の記事では、

外国語教育の未来について考えてみました。


結論としては、

インターネットの発達により、

語学教育の方法が根本的に変わってきた。


ネットでの自動翻訳も手軽にできる今の時代では、

今までのように単語や文法を暗記させても意味がない。


外国語の世界観を理解するのが、一番重要になる。


そのためには「Cultura」は、

大変効率が良い学習モデルで、

外国語教育の未来を考える示唆に富んでいる。

ということでした。


多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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