アジア圏の流行りの音楽に親近感!政治や経済体制の壁を超えての共有
私は、アメリカ留学中は、人に勧められたら、聞いていた程度で、
自分から好んでは、アメリカの流行の音楽は、そんなに聞かなかったのですが、
中国留学中は、北京で流行っていた若者向け音楽は、結構聞いていましたね。
中国本土以外の歌手
ただ、興味深いことに、私が好きだったのは、台湾とシンガポールの歌手で、
あの当時の中国本土(中国語で「大陸」と呼ばれる)の音楽は、
t特に惹かれなかったですね。
北京出身の王菲という女性歌手とか、日本でも一定の人気があったので、
中国本土の文化が遅れていたというより、単なる個人的な好みの問題だったと思います。
「中国語」という共通言語
北京の音楽CD屋さんを廻って、一番興味深く思ったのは、
「中国語」という共通言語で、政治や経済体制の壁を超えて、
流行りの音楽が共有されていたことです。
アラブ人のお宅でのカラオケ大会でも、
サウジアラビア人の方が、モロッコやイエメン、エジプトの歌手の歌を
一番好きな曲と挙げていたように、
「アラビア語」とか「中国語」という大きな括りで、ポップ音楽が広まっているのは、
日本人にとっては、新鮮な感覚かもしれません。
(最近は、日本でもK-Popが流行っていたりもしますが…)
国境を超える音楽の力
それこそ、中国と台湾には、政治的な難しい問題が山ほどありましたが、
音楽CD屋さんには、台湾の若手歌手の曲も沢山置いてありましたし、
シンガポールやマレーシアなどの東南アジアの歌手の中国語の曲も、山ほどありました。
国境を超えて、心を結ぶ音楽の力を、目の当たりにしたみたいで、
素直に感銘を受けました。
次回へ続く
次回の記事では、中国留学中に聞いていた音楽を紹介します。