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「いい夫婦の日」に感じた!他人の惚気を聞く気恥ずかしさと居心地の悪さ

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、他人の惚気を聞く気恥ずかしさと

居心地の悪さについて考えてみたいと思います。

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「いい夫婦の日」

今週は「いい夫婦の日」(11月22日)だったせいか、

ブログやツイッターに夫婦ネタが多かった。


他人の夫婦の仲睦まじい様子を聞くのは、

なんだか心が暖かくなるのだが、


惚気に近い内容を特に男性から聞くと、

猛烈に気恥ずかしい感じがするのは、

私が極度の恥ずかしがり屋だからなのだろうか?

ジブリの「耳をすませば」

そういう面で、気恥ずかしさを一番感じる映画は、

ジブリの「耳をすませば」ですね。

耳をすませば [DVD]

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カントリーロードの音楽も好きだし、

猫のバロン男爵の活躍もカッコイイしで、

雰囲気は好きなのですが、


あの名言「雫、結婚しよう」の一言で、

恥ずかしすぎて、もう耐えられない気がします。

「カントリー・ロード」の歌の故郷

ちなみに「耳をすませば」で有名な

「カントリー・ロード」の歌の故郷は、

アメリカのド田舎です。


以前、そこの地域の大学で教えている准教授と

学会で出会って仲良くなったんですが、

彼女は、ど田舎の環境を嫌って、

多重拠点の生き方をしてて興味深く思いました。

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大学の学期のある期間は、

仕事以外の生活はないと割り切って過ごし、

代わりに、夏や冬の長期の休みの間は、

全部ロスアンゼルスの友人の所で過ごしているそうです。


多拠点移住については、こちらの記事もどうぞ。

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日本人男性の惚気に感じる抵抗感

「いい夫婦の日」の惚気話に話を戻して、


アメリカ人の同僚が夫婦の惚気話をするのは、

別に何も問題を感じたことはないのだが、


日本人男性の惚気は、

何だか猛烈に抵抗感を感じる時がある。


これは単に文化や習慣の違いなのか、

言語の違いの問題なのかを考えていたのだが、


結論から言うと、

私は日本の夫婦の形に

どうも納得が言っていない場合が多いからだと思った。

自己陶酔感が強い惚気

私が惚気を聞いて、居心地が悪くなる時は

「パートナーは、そう感じてないのかもしれないのにな」と感じる時だ。


相手の存在を無視した、自己陶酔感が強い惚気は、

ナルシズムの一種かもしれない。


もちろん自己陶酔感は男性に限らないが、

弱い立場の女性の声を無視するのは、

男性の方がより簡単にできやすい気がする。

アメリカ人の惚気との違い

逆に「俺は妻を愛している」という惚気でも、

アメリカ人のこういう惚気は、

素直にすごく素敵だなと思う。

「一人の女性としか過ごせなくなるなんて心配を、

男性はしなくてもいい。


そんなことを心配するうちは、

まだ大人になれていないんだ。


心から大切にできる女性、敬意を抱ける女性は、

人生の最大の贈り物だ。」

www.huffingtonpost.jp

「一人の人間」ではなく「女」

究極的には、夫婦と言えども、

人間としてどう向き合うかという問題だと思うけど、


日本男性はいまだに、女性を「一人の人間」よりも、

「妻」や「母」や「恋人」や「女」としての

「記号」でしか相手を見れていない人が多い気がするし、


家庭内での「男らしさ」と「女らしさ」に

すごくこだわっている気がする。


(ちなみに、日本では女性性が記号化されているというのは、

こちらの記事でも詳しく論じました)

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会社ではリベラルだが、家庭ではコンサバ

また、こちら記事では、会社では男女同権といいながら、

家庭に戻ると「家事をやるのは女性の仕事」という

日本男性が多いことを論じている。

一昔前まで日本は、「会社も家庭もコンサバ(保守的)だったが、

今は会社ではリベラルだが、家庭ではコンサバ。


一方、米国では会社も家庭もリベラルな男性が多い。

私が日本男性の惚気話に反感を感じるのは、

「俺は妻を尊重してるぜ」という一見リベラルな言説の中に

保守的な姿勢が見え隠れする欺瞞性なのだ。

style.nikkei.com

まとめ

という訳で、今回の記事では、

他人の惚気を聞く気恥ずかしさと

居心地の悪さについて考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)他人の惚気を聞く気恥ずかしさは、

私が恥ずかしがり屋のせいもあるかもしれない。


2)アメリカでは、会社でも家庭でもリベラルで、

首尾一貫している男性が多い。


3)今の日本人男性は、会社ではリベラルだが、

家庭ではコンサバな人が多いので、

どうも欺瞞的に思えて、居心地が悪い。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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