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ミニマリストのすすめ!幸福を感じるために不可欠な3つのステップ

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、ミニマリストと

幸福を感じるために不可欠な3つのステップをご紹介します。

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ミニマリストは「足ることを知る」人間

ミニマリストって

「足ることを知る」人達なんじゃないかと思う。


「もっともっと」という欲望に突き動かされている社会の中で

「もうこれで十分だ。これ以上は必要ない」と

自分の欲望をありのままに過不足なく見つめて

受け入れられる人間だと思う。

自分にとっての幸福の定義を持っている人

そんなことをTwitterで呟いていたら、

こんな引用ツイートをいただきました。


自分自身を見失わない人

ミニマリストとは

「自分にとっての幸福の定義を持っている人」というのは、

確かにそうかもしれない。


または良い意味で

「自分の身の丈を知っている人」と言えるのかもしれない。


欲望ばかりが肥大化したこの世の中で、

自分自身を見失わない人のことだと思う。

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満足を知らないと他者の欲望に振り回される

満足を知らない人間は、

他者の欲望に振り回されている場合が多い。


こちらの記事で、詳しく書きましたが、

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フランスの精神分析の巨匠であるラカンは、

「欲望とは『他者の欲望』である」と喝破しました。


自分の欲望だと思い込んでいるものは、

実は単に他の人が欲しがっている物を、

無自覚に同じように欲しがっているだけである場合も多い。


自分の本当の欲望と向き合ってないから、

いつまで経っても満足しない。

もっとお金が欲しい時の罠

「もっとお金が欲しい」なんていうのは、

「他者の欲望」の最たるものだろう。


具体的に何かやりたいことがあって、

そのためにお金が必要ならまだしも、


「もっと良い家に住みたい」

「もっと良い車が欲しい」

「もっと贅沢をしたい」などの漠然とした気持ちは、


お金という抽象的価値を通して、

他者の欲望に振り回されているだけだ。

幸福な人たちの共通の特徴

最近読んでいるテキサス大学のレネー・ブラウン教授の本では、

本当の勇気は「弱さ」を認めること

本当の勇気は「弱さ」を認めること

普段の生活で幸福感を強く感じている人達に

共通の特徴として、このようなことをあげている。

「 大切なのは、 自分 は どこ まで できる のか、

どこ からが 多 すぎ なのかに注意して

『 もう いり ませ ん』 と 言える よう に なる こと だ」


「自分 にとって何 が 大切 なのか、

どの 時点 で 手放せる か に関して、

彼ら(幸福な人達) は とても明確なのである」

幸福になるために必要な諦める力

「自分 は どこ まで できる のか、

どこ からが 多 すぎ なのかに注意して

『 もう いり ませ ん』 と 言える よう に なる」というのは

以前の記事で紹介した為末さんの「諦める力」と同じではないかと思う。

諦める力?勝てないのは努力が足りないからじゃない

諦める力?勝てないのは努力が足りないからじゃない

詳しくはこちらの過去記事をどうぞ。

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何かを選ぶことは何かを諦めること

何かを諦めるというのは、

自分で主体的に選択して、

生き方を決めるということでもあると思う。


何も諦めていない人は、

何も自分では選んでいない人なのだ。


そういう人は、

自分の本当にやりたいことに気がつかないで、

自分の真の欲望を犠牲にして

「みんなと一緒」を選んでいるに過ぎない。

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ちなみに為末さんの本は、

姉妹編としてこちらの本もあります。

逃げる自由 〈諦める力2〉

逃げる自由 〈諦める力2〉

境界線を引けないのは不安だから

「これ以上は必要ない」と言えるのは

「境界線を引く」ということでもある。


逆にそれが言えないのは、不安だからだ。


自分に何が本当に必要なのかが分からなくて、

あれもこれも手当たり次第持っていないと不安になる。


自分に何が本当に必要なのかを知っている人は、

少ない物で十分足りる。

「境界線を引く」のが苦手な日本人

日本人は「境界線を引く」のが苦手な人が多いかもしれない。


自分と他人との人間関係でもそうだし、

仕事や余暇でもそうだ。


結局は「自分自身をよく理解していない」というのが

大きいのかもしれない。


自分と他人の境界線を考えてみた過去記事は、こちらです。

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自分自身を理解する重要性

自分自身を理解する一助として、

以前こんな記事も書いてみました。

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アメリカでは、小さい頃から全員に性格診断を受けさせる。

大人になってからも就職や昇進の時に必須な職場も少なくない。


「自分自身がどういう人間なのか知っていること」というのは

大きな長所であるからだ。


日本企業の求める「会社の色に染まる新入社員」というのは、

単に自分自身を知らない人間ではないかと思う。

アメリカの性格診断

そんなアメリカの性格診断で

一番良く使われているものを紹介した記事は、こちらです。

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無料で登録も不要な性格診断テストを受けたい方は、こちら。

アメリカの学校や職場で一番使われているテストの日本語訳です。

無料性格診断テスト | 16Personalities

占いとは異なり、研究成果に基づいた一定の信頼性はある

1回目と2回目で診断の結果が違うという方は、

こちらの記事を参照にしてください。

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ポイントとしては、以下の3点です。

1)診断のタイプよりもパーセンテージが大切。


2)絶対確実の診断というよりも、

あくまでも自己分析するための参考程度に留める。


3)占いとは異なり、研究成果に基づいた一定の信頼性はある。

豊かなつながり の ある 人生 を 送るには境界線が不可欠

さて、境界線とミニマリストに話を戻して、

再びレネー・ブラウンの本から引用です。

「豊かなつながり の ある 人生 を 送る とは、

煎じ詰める と、 境界線 を 引く こと だ。


どう でも いい 他人 の 関心 を 得る ため に

駆けずり回る 時間 と エネルギーを 減らし、

家族 や 親しい 友人 との つながり を 豊か に する こと なのである」

本当の勇気は「弱さ」を認めること

本当の勇気は「弱さ」を認めること

逆説的なアプローチ

「豊かなつながり の ある 人生 を 送るために、

境界線を引く」というのは、


一見逆説的に見えるかもしれませんが、

本当に自分に必要な物を大切にするには、

不可欠なプロセスなのかもしれません。

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精神的な豊かさと贅沢は両立しない?

精神的な豊かさを得るためには、

ある程度の物質的な贅沢を手放すのも、

必要なのかもしれませんね。

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まとめ

という訳で、今回の記事では、

幸福感を感じるための3つのステップについて考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)幸福になるためには、

自分にとっての幸福の定義を持つのが不可欠。


2)そのためには、境界線を引き、

不必要な物を手放すのが大切。


3)その判断をするのに、

自分自身を知らなければいけない。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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