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ホワイトハウスで上演!若者が「建国の父」を語り直すミュージカル!

アメリカで、今年一番注目なミュージカルは、「ハミルトン」でしょう。

このミュージカルは、サンダーズを熱狂的に支持する、リベラルな若者層の

歴史認識やアイデンティティーの深層を示して、大変に興味深い。

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オバマ大統領のスピーチ

「ハミルトン」は、建国の父の一人であるハミルトンを
ヒップホップ風にアレンジしたミュージカルで、
2015年に初演されると、瞬く間に、全米の注目を浴びました。

今年の3月には、オバマ大統領夫妻の招聘でホワイトハウスでも演じられました。

このビデオは、最初の9分ぐらいは

オバマ大統領の「ハミルトン」を紹介するスピーチで、


このミュージカルの歴史的な意義と、

民主主義政治への影響を語っています。


最後の4分で、オープニングのパーフォマンスが聞けます。


Hamilton cast performs "Alexander Hamilton" at White House

「建国の父」が「娼婦の息子」!?

アメリカ人の誰もが学校で学ぶような建国の父を

「娼婦の息子」の最下層の貧困階級として描きだすことで、

アメリカの建国の歴史、

ひいてはアメリカのアイデンティティーの語り直しを試みています。

ホワイトハウスでの上演二曲目


Hamilton cast performs "My Shot" at White House

現代アメリカ人の歴史認識やアイデンティティー

このミュージカルが何故アメリカで人気になったのか、
そもそも何故このミュージカルが生み出されたのかということを考えると、

現代アメリカ人(特に若者)の歴史認識やアイデンティティーの深層を覗けるようで、
大変に興味深い。

このハミルトンのミュージカルを楽しむような

リベラルなアメリカの若者層(リベラルな中高年層も含め)が、

今回の大統領選では、熱狂的にサンダーズを支持しているのだ。

英語の歌詞

英語の歌詞は、こちらからどうぞ。

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