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ニートは結局住宅問題!アメリカでニートになるには居候力を磨こう

先日に書いた「家族を持たないなら

仕事に縛られない生き方を模索したい」という

記事の続きなのですが、


仮に仕事に縛られない生き方を模索するなら、

アメリカでするか、日本でするか、

どちらかみたいなことを書きたいと思います。

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最終的には日本

最終的には、健康保険の問題もあるし、日本に戻りたいんだけど、
今すぐ日本に戻るとなると、せっかく取得した永住権がもったいなくて、
マータイさんに怒られたり、もったいないお化けが出るかなぁ〜というのと、

今すぐに日本に戻ると、実家しか住居先がないので、実家に住むのは嫌だな〜みたいな。

ニート問題って結局は住宅問題

私は高校卒業後も日本に住み続けていたら、
ほぼ確実にニートになっていた人間で、

うちの家族も全員ニートみたいな感じなので、
日本のニート問題にすごく興味があったのですが、
(そして自らもニートになろうとしているのですが)

結局ニート問題って高度成長期型の昭和的な日本の会社社会、
特に家庭を顧みずに企業戦士と化した父親の二の舞になるのを拒否する若者達の
無意識下における消極的な抗議運動なのかなとか考えていたのですが、

たまたまお邪魔したブログで、「日本のニート問題は、
海外では、ホームレスの若者として現れている」という一文を読んで、
すごい納得しました。

なるほど、ニート問題って結局は住宅問題なのね!

アメリカでのニートはホームレスに

余談ですが、今住んでいる街で一番仲良くしている友達は、
地域のホームレスの若者達を支援する非営利団体に勤めていて、
その友達のことも、その非営利団体の理念もすごく尊敬するんだけど、

自分の誰にも言えない超個人的な正直な気持ちとして、
この豊かなアメリカでわざわざホームレスになる人達の気持ちが
全くもって分からないし、共感できない。

日本のニートは自分のことのように感じるんだけど、
アメリカのホームレスの若者達には共感できないのは、

33年間の人生の半分近く15年間アメリカに住んでも
自分はやっぱりアメリカ社会の一員とは感じられないんだなと改めて思う。

かといって、「日本大好き!」とか「日本万歳!」とも思えないけど。

日本はニートにとって天国の時代到来!?

話を戻して、「ニート問題って結局は住宅問題なのね!」と納得してから、
日本の家賃を色々調べてみると、1万円以下の物件が山ほど出てくる。

日本は少子高齢化社会で、人口が減り続けているから、
これから家が余る時代に突入するのね!
ニートにとって天国のような時代の到来ですね!

逆にアメリカは、国連の調査によると、ひとまず2050年までは
人口が増え続けるから、家賃が安くなることはない。
アメリカで自分で家を借りてニートをするのは難しそうですね。

アメリカでニートになるなら居候

しかし、私がアメリカでニートになるとしたら、
狙っているのは、どこかの家の居候生活です。

アメリカは基本的に家が広くて、お客さんが来た時用の客間の部屋を
普段は誰も使っていないのに取ってあるような家も多いし、

room for rent (家の中の一室だけお貸しします)みたいな文化もあるから、
居候として置いてくれる家も、どこかあるかもしれないと思ってます。

以前、話題になった「ニートの歩き方」という本の中で、

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

「一家に一人居候がいると便利だよ」という箇所があったのですが、
アメリカでも、それは本当にそうだなと思います。

重宝されるのは小さな子供のいる家?

居候先として重宝がられるのは、多分小さな子供のいる家です。
アメリカでは女の人でも産休も1ヶ月ぐらいしか取らないし、
産んだらすぐに仕事に復帰するのですが、

その間、子供を預けておく日本の保育園みたいな所に、
公的な援助のお金は一切出ないのです。

なので、小さい子供がいて働いている女性達は、その稼いでいる給料のほぼ全額を
デイケア(昼間子供を預かってくれる施設)の費用に当てている
と言っても過言ではありません。

アメリカの女性達が仕事を続ける理由

経済的なメリットが、ほとんどないにも関わらず、
何故アメリカの女性達が仕事を続けるのかというのは、

給料だけでは計れない自分が社会と繋がっている感覚とか、
社会的承認の欲求や、仕事を通しての自己実現の欲求のためのように思えます。

アメリカでは例え短時間でも子供を保護者なしで放置するのは法律違反なので、

(日本の駐在の奥様方が、スーパーに買い物に行っている間に、
そのスーパーの駐車場の車の中に子供を置いていたら、
警察を呼ばれた等という話も有名です)

そんな時に、子供達をちょっこと見て置いてくれる居候がいたら、
割と重宝されるのではないでしょうか?

その他の居候先の可能性

あとは、共働きの家に居候して、家事を負担するとか、
小学生や中学生の子供達の家庭教師をするとか

(日本人のご家庭で子供が学校に入ると、
お母さんは英語に苦戦して、勉強を見てあげるのが難しい場合も多い)

労働を対価に普段使っていない客間の部屋をお借りして、
実際にお客が来て、客間を使う時などは、
友達の家に泊まりに行ったりして、客間を明け渡す契約を結べば、

労働の対価に、安く一室を借り受けることは可能じゃないかなと考えたりもします。

誰かと一緒に住みたい

結局、家賃というより光熱費等の固定費もバカにならないので、
日本でニートをするにしても、一人暮らしより、
シェアハウスなどの方が安く上がりそうです。

私も一人暮らしは飽きてきたので、結婚はしたくないけど、誰かと一緒に住みたいです。
まあその「誰と住むか」というのが、難しいのですが…(笑)

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