ソローと吉田兼好!日米のミニマリストの先駆者たち
どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では、
日本とアメリカのミニマリストの先駆者たちについて
考えてみたいと思います。
アメリカの元祖ミニマリスト
19世紀アメリカのソローの「森の生活」は
ミニマリストの先駆的著作だと思う。
生きるための衣食住の問題を、
一つ一つどれだけミニマムに生きられるかを検討し、
実際に行動に移した記録の本だ。
ミニマリストがアメリカで発祥した理由は、
先人であるソローの影響が大きいかもしれない。
日本のミニマリストの原型
日本のミニマリストの原型と言えば、
「徒然草」で有名な吉田兼好だと思う。
このツイートとかミニマリストの生き方そのものです。
欲にまみれた人は、老いて死ぬことを恐れない。名を成したり、金儲けなどということに忙しく、死がすぐそこまで近づいていることを知らないのだ。そして愚か者は死を悲しむ。自分は死ぬことなく今が永遠に続くものだと勘違いし、全ては変化していくという当然の理を知らぬためだ。(第七十四段)
— 吉田兼好 (@tsuredure_bot1) 2016年7月17日
暴力を誇るな!
他にもこんなツイートもあります。
今日、たまたまアメリカ人の友人とも話していたんだけど、
いまだに「暴力=力」と信じている人が多いと感じた。
アメリカ社会では暴力をどのように乗り越えるかが大きな課題だと思う。
普通の人間は武道の能力を誇ってはいけない。暴力を使って物事を決するのは、人としての振る舞いではない。そんなものは戦闘力53万のフリーザ様にでも任しておけば良いのだ。自衛隊員や格闘家でもない限り、好き好んでやる必要もない。(第八十段)
— 吉田兼好 (@tsuredure_bot1) 2016年7月17日
自分の尺度でしか他人を理解できない
このツイートとかも厳しいけど、確かに正しいと思う。
結局は人は自分の尺度しか、
他人を測れないということじゃないだろうか?
悲しいことに、品性が下劣な人間には、
高潔な人間さえも下劣にしか見えないのだ。
救いようのないバカは、優れた人にさえ、「自分の大きな利益のために小さな利益を捨てて、高潔だと思われようとしている」などとイチャモンをつける。それが自分のセコい考えとは違うからだが、こんな人間は優れた人の志など理解せず、小銭を追うばかりで、もはや死んでも治らない。(第八十五段)
— 吉田兼好 (@tsuredure_bot1) 2016年7月17日
まとめ
以上、今回の記事では、
日本とアメリカのミニマリストの先駆者たちについて
考えてみました。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。