新商品は個人が生む!「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」
どうも、Glocal Lifeです。
今回の記事では「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」という本をご紹介します。
- 作者: クリス・アンダーソン,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 単行本
- 購入: 28人 クリック: 1,027回
- この商品を含むブログ (83件) を見る
速読でも読みやすい
Kindle Unlimitedで、この本を読んでいるんだけど面白いな。
- 作者: クリス・アンダーソン,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 単行本
- 購入: 28人 クリック: 1,027回
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定価で買うと高いので、読み放題は本当にありがたい。
この本は速読でも読みやすいのが良い。
速読に向いている本と向いていない本があると思う。
同じビジネス書でも、
ジャーナリストの書いた本は、速読に向いているが、
学者の書いた本は速読に向いていない。
「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」は速読向けだが、
ワークシフトは違う。
新しい商品を生み出すために企業で働く必要はない
新しい商品を生み出すために、企業で働く必要はないことを
「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」から学んだ。
「コミュニテイはプロジェクトのために存在するのであって、
プロジェクトを行う企業を支えるためにあるのではない」(9章より引用)
「人間 は ある 水準 まで 満ち足りる と、
高給 でも やりがい の ない 仕事 より、
給料 は 劣っ ても( と いっ ても 生活 が 保障 さ れれ ば)
やりがい の ある 仕事 を、 むしろ 積極的 に 選ぶ と いう」
現在の働き方は、産業革命の時代が基盤
これからの働き方の未来の変化に興味があるので、
産業革命の歴史的変化についても、もう少し詳しく学んでみたい。
なぜなら、現在の働き方は、
産業革命の時代を基盤にしているからだ。
この本のそれぞれの技術の詳しい説明の部分は、
日進月歩でどんどん古くなっちゃう部分もあるから、
速読で十分かなとも思うけど、一応の基礎知識はあった方がいいかもな。
今度ゆっくり読み直してもいいけど、
速読で大切なのは大まかの流れを掴むことだと思う。
ブログやTwitterとの類似点
この本の中で述べられていた
「デジタル な ファイル を だれ でも「 編集」 できる こと が、
コミュニティ を 動かす 原動力 に なる」
という点は、
引用リツイートをしながら増幅していく
ツイッターでの発言そのものだよなと思った。
あと
「デジタルな製品デザインとは、
完成 品のあるべき姿を描いたものではなく、
作り方 を 数式化した もの だ と 考え て みよ う」
ってブログのデザインカスタマイズの時に、すごいそう思ったな。
今一番面白いことが起こっているのはアメリカ?
「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」みたいな本を読むと、
今一番面白いことが起こっているのは、
やっぱりアメリカではないかと思う。
「現在、 アメリカ では
これ までに ない アンダー グラウンド の
ベンチャー キャピタル が 育ち つつ あり、
それ は さまざま な 点 で
経済 学者 の アンテナ に ひっかから ない 類 い の もの で ある」
自分が思っていた方向性と同じ
この本は大変興味深かったけど、
以前に自分が思っていた方向性とほとんど同じだったので、
特に目新しい点はなかった。
この本で紹介されてる多数の事例は参考になったし、
自分の考えてた方向性は間違えなかったと再確認できたのは良かった。
ただ第13章のDIYバイオロジーとか面白かったし、
中国の先駆的なオープンソース産業も大変興味深かった。
同じ著者の「フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略」も読んだので、
次は、そちらの感想も書きたい。
Kindleの読み放題でも読めます。
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
- 購入: 133人 クリック: 3,796回
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まとめ
という訳で、今回の記事では、
「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」という本をご紹介しました。
結論としては、以下の3点です。
1)今の働き方は、産業革命の時代が基盤なので、
IT革命の時代に合った働き方を模索するのが重要だ。
2)新しい商品を生み出すために企業で働く必要はない。
3)この本は、速読でも読みやすいので、一読をすすめる。
Kindleの読み放題でも読める。
多様な意見の一つとして、
少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。
これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。