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英語学習者必見!日常会話とビジネス英語を隔てるたった1つの違い

皆さんはビジネスで使う英語と日常会話の英語を隔てるたった一つの違いについて、
ご存知でしょうか?

今回は、私の個人的な経験ですが、
自分がアメリカ社会の中で学生から社会人に身分が代わった時に直面した英語の違いを
纏めてみました。ご参考になれば、嬉しいです。

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日常会話とビジネス英語の違い

私はアメリカで18歳の時から11年間、学生をしていたので、博士号を終えて、
アメリカの大学の助教授として、29歳で初就職をした時には、

11年もアメリカで一人で住んでいたら当然ですが、
特に日常会話では問題はありませんでした。

ただ、そんな私でもアメリカの大学内という代わり映えのしない環境の中で、
学生から社会人という身分に代わったことで、

「これが日常会話の英語と、社会人としてビジネスで使う英語の違いなのか!」
と驚いた経験があります。

間違いの許容度が異なる

答えは、たった一つ、簡単なことです。
それは「ビジネスで使う英語と日常会話の英語では、間違いの許容度が異なる」
ということです。

日常会話では、多少文法を間違えようが、言葉のチョイスがおかしかろうが、
意味が通じれば、問題ありません。

しかし、ビジネスで使う英語は、社会人として、
自分の所属する団体(会社や大学)を背負って発している言葉なので、
一語一語に責任を持って、正確に言葉を操らなければいけないのです。

日常会話は、私的な空間で私人として話している言葉なので、
社会人として責任を持って発する言葉と、言葉の重みが違うのです。

英語学習の最大の難関

「な〜んだ。そんなことか、それだったら、日本語でも同じだよ」
と思われるかもしれませんが、
上級者が英語を学ぶ上での最大の難関をご存知でしょうか?

英語は他の言語と比べて、外国語として学ぶのには、割と簡単な言語です。
そこまで面倒な文法のルールはないし、
他のヨーロッパ言語のように女性名詞や男性名詞もない。

日本人にとって、発音は難しいですが、日常会話程度の英語を操るのは、
慣れてしまえば、そんなに難しいことではありません。

(日本人の英語が上達しないのは、
ただ単に普段の生活の中で、英語を使う機会がないからです。)

英語の語彙の豊富さ

ただ普通の日常会話から、もう一歩上の、
英語を母国語とする人達と渡り合えるだけの英語力をつけようとしてぶつかる壁は、
英語の語彙の豊富さです。

英語は他の言語と比べても語彙が多い。

また英語を使う文章では、同じ単語を何度も繰り返して使うことは、
洗練されていない幼稚な文章だと見なされる。

なので、英語で文章を綴る時は、伝えたいキーワードを繰り返して使わないように、
手を替え品を替え、豊富にある似たような類義語で、言い換えていかなければいけない。

しかし、類義語というのは、英語を母国語としてない人間には使いこなすのが難しい。

大体の意味は辞書で調べて分かっても、
その言葉の持つニュアンスや使い方は、辞書等では調べることはできないからだ。

ビジネス英語の参考書

ついでに、私自身が購入して、勉強になったビジネス英語の本も紹介しておきます。

日本人的な考えの英語では、意味が通じると思っていても、
アメリカ人には全く通じていないことも多く、

下記の本では、その一つ一つを詳しく解説しているので、
「何故自分の英語表現が通じないのか?」

「アメリカ人なら代わりに、どのような表現を使うのか」が
きちんと説明されているので、おすすめです。

出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700

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ビジネス特化型オンライン英会話

最近は、日本でもビジネス特化型オンライン英会話もあるみたいですね。



この記事で何度も述べたように、日常会話とビジネス会話は全然別物なので、
海外出張等で、ビジネス場面での英会話が必要な場合は、
こういう所で練習してみてもいいかもしれませんね。

私は上記のサイトでサンプルを見たビジネス英会話のオリジナル教材が気に入ったので、リンクを貼っておきます。

社会人になってから感じた人種の壁

あと、社会人になってから一番感じたのも人種の壁ですね。

学生の時は、特に人種差別を感じたりはしませんでしたが、
社会人になってから強く感じました。

その話は長くなるので、また次の機会に書きたいと思います。

アメリカの人種問題

アメリカの人種問題に関する記事は、こちらをどうぞ。
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