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運命と自由意志の関係!自分にも他人にも優しくなれる考え方がいい?

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、自分にも他人にも優しくなれる考え方について考えてみました。

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うつ病と遺伝

うつになりやすいタイプというのは存在すると思う。


じゃあ「そういう人は他の人より不幸になりやすいのか?」とも考えてみたが、

そうとも言い切れない気がする。


そういう繊細なタイプは、

他の人より深く人生を味わえるのかもしれない。


結局は単なる「違い」の問題であって

「優劣」ではないのではと思う。

自己責任は半分ぐらい?

うつや肥満やガンになるかは、

半分ぐらい遺伝で決まるんじゃないかと思う。


ただ自分でしっかりそれを自覚してケアすれば、

残りの半分の生活習慣で十分予防は可能だと思う。


何事も自己責任は半分ぐらいで、

残りの半分は、遺伝とか社会とか時代とか、

自分でどうしようもない部分で決まっている気がする。

seseragi-mentalclinic.com

自分にも他人にも優しくなれる考え方

人生って、自己責任は半分ぐらいで、

残りの半分は、

遺伝とか社会とか時代とか生まれ育った環境とか、

自分でどうしようもない部分で決まっている気がすると思うと、

自分にも他人にも適度に優しくなれる気がします。


詳しくはこちらの記事をどうぞ。

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われわれの心が唯一の原因

運命とか、遺伝とか、時代とか、社会とか、

「自分でどうしようもない部分」を考えると、

すごい無力感にも襲われるけど、


フランスの哲学者のモンテーニュの考え方が、

私の中では、心の支えになっています。

「運命は我々に幸福も不幸も与えない。

ただその素材と種子を提供するだけだ。


それをそれよりも強い我々の心が

好きなように変えたり、用いたりする。


われわれの心が

それを幸福にも不幸にもする唯一の原因であり、

支配者なのである」

正解はない

モンテーニュの言うように「われわれの心が支配者」なら、

「じゃあ、やっぱり全ては自己責任なのか?」ということになるけど、

素材と種子を提供するのは、やっぱり運命なのですよね。


なので、私が自分自身の運命を考える時は、

「我々の心が(運命を)好きなように変えたり用いたりする」と思って自分を励ますし、


他の人の運命を眺める時には、

「まあ、あの人は『素材と種子』が最初から私とは違ったのだから、

たとえ私が『もっとこうすればいいのに…』と思っても、

あれがあの人の精一杯なのかもしれないな」と思うようにしています。


結局、こういう問題って、

ある程度までは論理的に考えられるけど、


究極的には「絶対的な正解」はないから、

自分が納得できて、

自分にも他人にも優しくなれる考え方を採用した方が、

自分自身にとっても得な気がします。

性格は運命か?

「三つ子の魂百まで」と言うけど、

生まれ持った性格は、運命のようなものに思える。


ただ、それで幸や不幸が決まる訳ではないのだと思う。


長所と短所は表裏一体でもあるのだし、

自分の性格をどう生かしていくのかで、

幸や不幸は決まる気がする。


人の性格のどこまでが遺伝で、

どこまでが環境の要因なのかの問題は、

こちらの本で紹介されていた様々な研究が、

大変に興味深かったです。

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まとめ

という訳で、今回の記事では、

自分にも他人にも優しくなれる考え方について考えてみました。


多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。

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