民主党候補はヒラリーよりもサンダーズに共感するが勝利は難しいか?
アメリカ大統領選の最初の試金石であるアイオワ州党員集会が終わり、
様々なニュースがメディアを賑わせている。
アイオワ州党員集会での民主党
今回のアイオワ州党員集会の一番の注目ニュースは、
トランプの早々たる敗北だったが、
この記事では、民主党候補について語りたいと思う。
今回のアイオワ州党員集会は、僅差でヒラリーが、サンダースに勝ちました。
サンダースに共感するが…
女性初の大統領として、ヒラリーに頑張ってほしい気もしますが、
私の政治的には、どちらかと言ったら、サンダースに共感する。
サンダースは、「自称社会主義者」だ。
この国の政治文化では、「社会主義者」ということは、
「ヒットラー主義者」と同意語の極悪人のような扱いをされた時期も長かった。
しかし、レーガン政権以後の新自由主義(ネオレベ)の流れの中で、
アメリカ社会の格差は、かってないほど広がっている。
このような格差社会への反感が、サンダース陣営の追い風になっているのではないか?
現実主義者のヒラリーが有利
しかし、実際の選挙で、サンダーズが勝てるかどうかは、正直難しい気がする。
民主党の指命は勝ち取れても、本戦になると、保守派がこぞって反対するだろう。
そういう面では政治的現実主義者のヒラリーの方が勝ち目はあるだろうが、
元々の大本命のヒラリーにここまで迫ったサンダーズ候補の善戦に期待したい。