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「日本 vs. 海外」の二分法は危険!各国の多様性を見落とすな!

fアメリカのビタミン剤を紹介する記事を書いてから、
「海外のビタミン剤は危険!」というような人達に絡まれるようになったが、

日本以外の全ての国を「海外」と一括りにすることで、
各国の多様な事情を見落とす危険性があるのではないかと思ったので、
その思いを綴ってみる。

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なぜ「海外」と一括りにするのか?

そもそも、「海外のビタミン剤」に否定的な方達は、

何故わざわざ「中国のビタミン剤」「トルコのビタミン剤」「ドイツのビタミン剤」
「アメリカのビタミン剤」「アルゼンチンのビタミン剤」と各国を名指しにせずに、

「海外」という言葉で、一括りにしようとするのでしょうか?

全く違う各国の事情

普通に考えたら、同じ「海外」であっても、
「中国」「トルコ」「ドイツ」「アメリカ」「アルゼンチン」の医療や食料品事情は、
全く違います。

まだまだ医療や食料品の基準が発展途上であったり、
日本にきちんとした情報が伝わってこない「中国」「トルコ」「アルゼンチン」等の
食品やサプリメントを敬遠する気持ちは分かりますが、

日本より遥かに医療や健康の分野の科学的研究が進んでいて、
情報公開と消費者意識の高いアメリカの製品を、

「日本ではなく海外の物だから」という確たる論理的な理由もなく退けるのは、
単なる固定観念の思い込みか、感情的な反発以外に正当な理由が思い浮かばない。

知ったかぶりで、厚顔無恥

「アメリカの商品はあ〜だこ〜だ」と、
インターネットで物知り顔にほざいている人間ほど、

アメリカに住んだこともないし、アメリカに対して特別知識のない、
単なる知ったかぶりで、厚顔無恥の人間のように思える。

私だってアメリカ社会の全てを知っているとは到底言い難いが、
実際にアメリカに来たこともなく、インターネットか何処かで読みかじった知識を
偉そうに振りかざしている奴らよりかはマシだろうと思う。

日本製品なら、無条件に信頼?

「海外の製品」全てに否定的な人達は、
逆に日本の製品なら、無条件に信頼しているのだろうか?

確かに勤勉な日本人が作る商品なら、
一定以上の品質を期待できると思うのかもしれない。

また、同じ日本人として、親近感や信頼感を覚えるのかもしれない。

しかし、「生き馬の目を抜く」ような魑魅魍魎が跋扈するビジネスの世界は、
そんな甘ったれた感傷を一笑に付すだろう。

利益追求で消費者は二の次

最近の三菱の不祥事を思い出してほしい。

25年間に渡る不正体質が明らかにするものは、
どの会社も自分の利益を追求することに精一杯で、
消費者のことなんて、大して考えていないということだ。

www.sankei.com

自分で自分を守るしかない

大変に嘆かわしい風潮だが、文句を言っても始まらない。

私たち消費者にできることは、一人一人が賢くなって、
企業の良心を当てにするのではなく、自分で自分を守ることだ。

そのためには、きちんとした知識を身につけることと、
偏見や感情に左右されない冷静な判断力が大切だろう。

世界中の企業は何処も同じ

「海外のビタミン剤」を批判する人達と同じように、
私だって、アメリカのサプリメント産業を含む全ての大企業を信頼していない。

ただ、アメリカの企業を信頼できないから、
日本企業なら信頼できるかというと、それもちょっと違うと思っているだけだ。

企業は企業の論理で、自社の利益追求を至上の命題として行動している。

アメリカの企業であろうと、日本の企業であろうと、
世界中の何処でも、現代の企業というものは、残念ながら、そういうものだ。

先進国と新興国の違い

ただ、消費者保護を法律の整備という面で、先進国と新興国の違いはあるだろう。

新興国も現在必死になって経済発展に力を入れている最中なので、
その国々で働いている方達の姿を思い浮かべれば、
このようなことを言うのは心苦しいが、

私個人としては、「自分で自分を守る」という行動原理から、
自分自身が口にするものは、安全性を第一に考えている。

現在の状況では、新興国のサプリメント等を摂取するつもりはない。

先進国では大差ない

しかし、日本と同じぐらいか、それ以上に消費者保護の法律が整備されている
先進国では、実情は、そんなに大差ないのではないかと思っている。

もちろん、先進国と言っても一括りにすべきではなく、
各国の多様な事情は、十分に考慮すべきだろう。

特に、アメリカに関しては、自分の人生の半分近く住んでいるので、
勝手知ったる社会ではある。

私よりアメリカ事情を知ってるのか?

それで、自分が実際に試して良かった商品を紹介したら、
日本以外の国のことを全く知らない人間に、

「海外のビタミン剤は、全て危ない」みたいなことを
訳知り顔に説教されて、うんざりする。

多少の知ったかぶりぐらいなら、可愛げがあるものだが、
それで、実際にアメリカに長年住んでいる人間を攻撃するのは、
論理的にも倫理的にも、筋が通らないと思う。

「お前は、私よりアメリカの何を知ってるって言うんだ?」
と問い詰めてみたい気もするが、相手にするのも馬鹿らしいので放っておいてる。

金儲けのためか?

おまけに、「金儲けのために海外ビタミン剤を紹介している」などと言われて、
開いた口が塞がらない。

そもそもAmazonの紹介料なんて、2〜4%ぐらいなのだから、
千円のサプリメントを購入してもらっても、20円や40円ぐらいしか
私の懐には入ってこないし、雀の涙のような金額だ。

単なるマイブーム紹介

実際に試したことのない高額な海外ビタミン剤を紹介するのは、別にして、
私の場合は、長年にアメリカに住んで、アメリカ人の友人や、

かかりつけのお医者さんや看護師さんと相談しながら摂取してるビタミン剤を
自分のブログ記事で紹介しただけだ。

自分のブログで、最近のマイブームの話をして何が悪いのか?

kbooks.hatenablog.com

他人より自分の懐具合の心配しろ

興味がなければ聞き流せばいいのに、
こんなよく分からない絡み方をする人間の方が、
何か金に困っているのかと逆に心配になる。

金に困っているのなら、他人を攻撃して足を引っ張るよりも、
自分で金策に走った方が、価値的だろう。

まとめ

今回の記事では、「海外のビタミン剤は危険!」というような人達の言動から

日本以外の全ての国を「海外」と一括りにすることで、
各国の多様な事情を見落とす危険性があるのではないかと思ったので、

その思いを言葉にしてみました。参考になれば、嬉しいです。

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