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家電が女性を家事から解放!今度ロボットが男性を労働から解放する?

今私たちの時代が直面している「ロボットよる労働からの解放」は、

ひと昔前の世代の女性が経験した「家電製品による家事労働からの解放」と

似ているのではないかと思ったので、そのことについて書いてみます。

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前回の続き

一応、前回の記事からの続きです。

kbooks.hatenablog.com

前回の記事では、「ルネサンス・フェア」の「革工房」体験から、

技術の進歩について考えて、「働かなくても生きていける世の中」になるまで、

「もうすぐ」なんじゃないだろうかと感じたので、そのことについて書いてみました。

選択肢の広がり

今回の記事では、家電製品が女性を家事から解放したように、

今度ロボットが男性を労働から解放するのではないかと論じてみます。


家事労働から解放されたからと言っても、

「主婦」という職業がなくならなかったように、

「働きたい」人には、働く仕事も存在する。ただ、選択肢が広がるだけだ。


以前、家事が重労働だった時は、結婚したり、子供を産んだ女性は、

「仕事を辞めて、フルタイムで家事をする主婦になる」という以外の選択肢が

存在しなかった。


洗濯機や掃除機などの家電製品のおかげで、家事の負担が軽減された現在の女性は、

結婚したり、子供を産んだ後も、仕事を続けたければ、仕事を続けてもいいし、

夫や子供と過ごす時間を大切にしたければ、主婦になってもいい。


機械が家事を受け持つことによって可能になったのは、

女性にとっての選択肢の広がりだ。

強制労働から解放

そして、それは、これから強制労働から解放された人類にとっても同じことだと思う。


現代の「強制労働の時代」では、「働かなければ、飢えて死ぬ」しかない。


そうならないための「生活保護」の福祉はあるが、

その福祉制度そのものも「働ける人は働いてもらう」という就労を支援するものだ。


しかし、ロボットや人工知能の発展によって、人類が強制労働から解放された暁には、

現代の女性が「専業主婦」か「キャリアを続けるか」を選べるように、


一人一人にとって「働かないで、普通の生活を送るか」

「どうしてもやりたい仕事があって、自ら進んで働くか」という選択肢になるだろう。

働く理由の変化

一部の人間を除いて、ほとんどの人は「何もしない」時間に耐えられないだろうから、

自ら望んで働くのを希望するだろうけど、


そういう社会の仕組みに慣れてきたら、働く理由が「お金のため」ではなく、

「自己実現」や「人との繋がりを求めるため」にシフトしていくだろう。


夢物語に聞こえるかもしれないが、そのような時代は、すぐそこまで来ている。

まとめ

今私たちの時代が直面している「ロボットよる労働からの解放」は、

ひと昔前の世代の女性が経験した「家電製品による家事労働からの解放」と

似ているのではないかと思ったので、そのことについて書いてみました。


もともとの「ルネサンス・フェア」の「革工房」体験レポートから

ずいぶん遠い所まできてしまいましたが(笑)ご参考になれば嬉しいです。

関連記事

「ロボットよる労働からの解放」に関しては、以前の記事で詳しく述べたので、

こちらの記事をご参照ください。

kbooks.hatenablog.com
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