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自分と違う意見を許せない?多様性を尊重できない人に共通の資質3点

私はインターネットの良いところは、
テレビや新聞というような大手メディアの報道と違って、
多様な意見を聞ける所だと思う。

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多様性の意識が欠如

でも、 残念ながら、どうも日本人には、
まだまだ多様性の意識が欠如しているように思う。

インターネット上でも、自分と違う意見を持つ人間を
攻撃せずにはいられない人間も多いようだ。

今回の記事では、インターネット上での多様な意見を
尊重できない人に共通の資質を3点紹介する。

実生活の場面を想像

例えば、昨日の記事で、自分が飲んで気に入ったと思ったビタミン剤を紹介した。

あくまで、「私が飲んでみて良かったよ。興味がある方は試してみたら?」
というスタンスだ。

実生活での場面を想像してみてほしい。
あなたの友人や知人が、気に入った健康用品を勧めてきた。

その友人は、別にその健康用品の会社に勤めている訳ではない。
全く関係の仕事で、正社員として働いている。

友達に勧めたら、次回割引特典とかはあるかもしれないが、
正社員として働いている給料に比べたら、大した金額じゃないし、
そんなはした金のために、友情を壊すつもりもない。

マイブームの話は聞き流せ

その友人が、その健康用品の話をするのも、
単に最近気に入ったテレビ番組の話をしたいのと同じように、
最近の自分のマイブームの話をしたいだけだ。

あなたが聞き手だったとしても「へ〜そうなんだ〜」と適当に聞いているだろう。

例えあなたが「健康用品は必要ないと思う派」だったり、
「海外の健康用品に反対派」だったとしても、
わざわざ、その友人の目の前で言ったりはしないだろう。

もしどうしても、自分の考えを友人に伝えたいと思っても、
ある程度は、言葉を選んで語るだろう。

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実生活と地続きな感覚

アメリカのインターネット空間には、
この実生活の場面と地続きな感覚が残っている。

実生活で言わないことは、インターネットでも言わないし、
何か言うとしても、自分で責任の取れる範囲で、言葉を選ぶだろう。

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最低限の気遣いが欠如

しかし、日本のネット空間では、顔が見えないことをいいことに、
実生活の場面では当たり前の最低限の気遣いが、欠如している時も多い気がする。

もちろん、インターネット上でも、
実生活と同じようにきちんとしている人もいるだろう。

でも、匿名性をいいことに、
無責任な言葉を好き勝手ほざいている奴らも後を絶たない。

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多様性を尊重できない人

私は、これは、日本の民度の低さの一つの証明である気がする。

インターネット上で、多様な意見を尊重できない人に共通の資質の3点とは、

1. 恥の文化

一つ目は、「恥の文化」として、
「自分の周りの人に知られなければ、何をやってもいい」という考え方
であり、

kbooks.hatenablog.com

2. 無責任な言動

2つ目は、「言葉の重み」の薄ぺらさに象徴される無責任な言動であり、

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3. 人間としての未成熟さ

3つ目は、自分の言葉が相手にどう届くのかを思いやれない、
人間としての未成熟さ
である。

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女子高生と同レベル

「自分の言葉が相手にどう届くのか」は、会社で無理やりやらされているから、

「ネットでは好き放題、思ったことを言いたいんだ」という輩は、
インターネットが公共空間だということを理解していない。

電車の中で平気で化粧をするような女子高生と同じレベルで、
周りの人達の迷惑を思いやれない、一人前の大人として未成熟な奴らだ。

私的な空間で、好きに語れ

以前の記事でも書いたが、「好き放題、思ったことを言いたいんだ」ったら、
嫁さんや家族、親しい友人相手の私的な空間で、
好きなことを好きなように語ればよい。

kbooks.hatenablog.com

ただ、ネットで好き放題ほざいている奴に限って、
家族や友人にも自分の本音を語れない人間が多い気がする。

テレビやラジオの公共電波と同じ

前回の記事でも書いたように、インターネットは、
テレビやラジオの公共電波と同じく、全世界に開かれている公共空間である。

kbooks.hatenablog.com

自分の家族や友人に読ませられない下劣な言葉は、
自分がその言葉の責任を負う覚悟がない限り、

自分のブログであっても、他人のブログのコメントであっても、
公共空間であるインターネット上に公開すべきではないと思う。

まとめ

今回の記事では、公共空間であるインターネット上で、
多様性を尊重できない人に共通の資質を3点紹介した。

インターネットが一般に普及し始めてから、まだ15年か20年ほどしか経っていない。

この画期的な情報革命の道具を、人類社会がどのように使いこなしていけるかの
真価を問われるのは、これからかもしれない。

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