インターネットは公的空間か?私的空間か?新たな「コモンズ」の到来
前回の記事では、インターネットで実名プラス顔写真を公表するのが当たり前の
アメリカの事情を紹介した。
今回の記事で、その理由として、アメリカでは、インターネットは、
公共空間(コモンズ)の伝統の中に組み込まれていることを紹介したい。
公共空間=コモンズ(Commons)
アメリカでは「インターネットは、公的空間である」という意識が高い。
アメリカ流の「公共空間」とは、英語で、コモンズ(Commons)と呼ばれる。
昔のイメージとしては、共有の牧草地みたいなものだ。
共有型経済の台頭
「未来の働き方」シリーズの記事で紹介した、こちらの本も、
「モノのインターネット」によって、共有型経済の台頭を訴えているが、
この「共有型経済」こそが、彼が「コモンズ」と呼ぶものだ。
限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭
- 作者: ジェレミー・リフキン
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: Kindle版
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「インターネット・コモンズ」の時代
この本では、アメリカでは、全土にWi-Fiをひいて、
インターネットの完全無料化計画が進行中だと言う。
この本の内容に興味のある方は、こちらの記事も一緒にどうぞ。