人間は感情の動物!話の内容で大事なのは7%だけだから伝え方が大事
前回の記事を書いた時に
超有名ブロガーであるイケダハヤトさんに対して、
私が個人的に感じる違和感について、最後に少し述べた。
今回は、その違和感を掘り下げることで、
コミュニケーション論の中で
有名な「メラビアンの法則」について語りたい。
「メラビアンの法則」とは…
「メラビアンの法則」とは、アルメニア系アメリカ人で、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授であるメラビアンによる
人間の感情やコミュニケーションに関する研究である。
コミュニケーションの三つの要素
以下、ウィキペディアからの引用である。
1971年の著書『 Silent messages(邦題:非言語コミュニケーション)』
における調査では、メラビアンは次のような結論を出した。
まず、人と人とが直接顔を合わせるコミュニケーションには
基本的に三つの要素があることである。
1) 言語
2) 声のトーン (聴覚)
3) 身体言語(ボディーランゲージ) (視覚)
そして、これら三つの要素は、
メッセージに込められた意味・内容の伝達の際に占める割合が違う。
彼によれば、これらの要素が矛盾した内容を送っている状況下において、
言葉がメッセージ伝達に占める割合は7 %、
声のトーンや口調は38 %、ボディーランゲージは55 %であった。
効果的で意義のあるコミュニケーションをするためには、
これら三つのメッセージ要素が、
メッセージの意味を正しく伝えるように互いに支えあう必要がある。
つまり三つの要素は一致する必要がある。
しかし要素間に不一致・矛盾が発生した場合は、
メッセージの受け手は異なる回路から異なる伝言を受け取り、
異なる情報を与えられるため、不快な思いをすることとなる。
イケダハヤトに対する違和感
私がイケダハヤトさんのブログを読んで感じる、個人的な違和感は
そこの部分なんじゃないかなと思う。
彼の考え方には、共感する。
頭の良い人だし、時代を先取りしていると思う。
様々な出来事の中から繋がりを見出す「流動的知能」の高い人だ。
しかし、正直に言えば、言い方が気にくわない。
もう少し、様々な読者の方の背景に対する配慮があっても良いと思う。
反感を買っての炎上狙い?
あのような言い方だったら、反感を買って、
「イケダハヤトが個人的に嫌いだから、読みたくない」という方も
少なくないのではないかと思う。
個人的には、記事の内容を素晴らしく感じているだけに、ことさら残念に思う。
まあ、「炎上職人」と呼ばれているイケダハヤトさんは、
そういう読者の反感も全て理解して、ワザと狙っているのだと思うが、
私個人の美意識には合わない。
一部の男性の強迫観念
イケダハヤトさんの記事を読むと、
私が苦手に感じる、若い日本人男性の中の一定層の存在を思い出す。
20代の日本人男性の中の一部の方と話すと、
「俺が〜俺が〜」の自慢話ばかりで、つまらないことがよくある。
まるで、この私との会話で、
「自分の価値を証明しなければ、自分の生きている価値がない」かのような
強迫観念に駆られているようで、見ていて気の毒になる。
まとめ
イケダハヤトさんに対して、私が個人的に感じる、少しの違和感から、
「メラビアンの法則」など、徒然なるままに述べてきましたが、
この記事で、ひとまず、私のブログの炎上(?)をきっかけに考えた、
インターネット上でのマナーに関してのシリーズの記事を終わりにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。