読書好きには共感度間違いなし！ヘッセの読書の詩とドイツ作家の魅力

小学校中学年ぐらいでしたが、この飛ぶ教室って本も好きでした。

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

エーリヒ・ケストナー

ケストナーの本は、この本も好きだった。

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

エーリヒ・ケストナーは、ドイツの人なのか。
何かヘッセと似た空気を持っているような気がする。

ヘッセ

ヘッセは、車輪の下とか、シッダールタとか好きだった。

車輪の下 (新潮文庫)

シッダールタ (新潮文庫)

特に車輪の下は、「これはもう現代日本の受験社会そのものじゃないの？」
と思うくらい共感した。

ヘッセの詩「読書」

あと、ヘッセは「読書」と題する詩が大好きです。

ヘッセ詩集 (新潮文庫)

ネットで探したのですが、全文は載っていないみたいですね。
一部ですが、大体こういうような詩です。

「書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。
ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。

君の中には、君に必要なすべてがある。
「太陽」もある。「星」もある。「月」もある。
君の求める光は、君自身の内にあるのだ。

そして、その内なる光をつかんだとき、
今度は、その英知の眼（まなこ）で書物を読むと、
あらゆるページから、知恵が輝き出てくるのが見える。」

ヘッセ名言

あと、ヘッセはこういう名言も繊細で、心にすっと入ってくる。

「君自身であれ！そうすれば世界は豊かで美しい！」

「自分の道を進む人は、誰でも英雄です。」

ゲーテ

ゲーテもだけど、あの時代のドイツ作家は独特の繊細さがある気がする。

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

ファウスト〈1〉 (新潮文庫)

関連記事

kbooks.hatenablog.com
kbooks.hatenablog.com