身体が食物を求めるように、精神の空腹にも耐えられない
お腹が空いたら、食べ物を求めるように、
私は定期的に絶え間なく知識を求めなければ生きていけない。
思考の空白に耐えられない
何かに夢中になって、何かを創り出している充足感が幸せだ。
その感覚を味わうために生きている気がする。
マグロが泳ぐのを止めると呼吸ができなくなるように、
知的営為への渇仰が私を生かしてくれている原動力のように感じる。
自分を生かしてくれる原動力
高校の入学時に恩師から「読む力、書く力、考える力を磨け」という言葉を贈られた。
その時は、何を当たり前なことをと思っていたが、
年が経つにつれて、その言葉が「いぶし銀」のように鈍く光ってきた。
「読む力・書く力・考える力」というのは、
人間が知的生物として生きる根本の部分だと思う。
私の場合は、「知識欲」というだけで、形は違えども、人は皆それぞれに
「これが自分を生かしてくれる原動力だ」というものがある気がします。