仕事や遊び！アメリカ人を理解するのにWSJのライフ記事がおすすめ
ウォールストリート・ジャーナル日本版は、
その名前から経済記事しか取り上げていないのかと思われがちですが、
日本経済新聞が総合新聞紙なように、
アメリカの政治・経済・社会・文化・テクノロジー等々、
アメリカ人の日々の生活に必要な全ての情報を網羅している。
アメリカ人の生活の悩みを垣間見れる「ライフ」記事
私が地味に好きなのは「ライフ」記事だ。
ウォールストリート・ジャーナル日本版では、
アメリカで書かれた記事の日本語翻訳記事が大量に読める。
「連れ子に対する躾の仕方」とか
「会う約束に友達が他の人を連れてきたら、どうするか？」とか
「へ〜今のアメリカ人は日々の生活の中で、こういうことを悩んで、
新聞で答えを見つけたいと思っているのか〜」と知ることができて、
アメリカ人の同僚や上司、友達との会話のネタとして、大変に参考になる。
時事問題で出てくるビジネス英語も解説
他にも最近の時事問題で出てくるビジネス英語を解説しているコラムもあって、
以前の記事で薦めたセインさんの本で学んだ基礎を補完してくれる。
やはり、普遍的ですぐには古くならない知識は本で学んで、
最近の時事問題は新聞で補完するというのが、
一番理想的な学び方じゃないだろうか？
- 作者: デイビッド・セイン
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
「キャリア」のシリーズもオススメ
外資系で働く人は、「ライフ」記事の中の「キャリア」のシリーズもオススメだ。
アメリカで就職してつくづく感じるのだが、
アメリカ人の同僚や上司が何も言わずに共有している文化基盤を元にした
Unwritten Expectations が一番困る。
Unwritten Expectations とは、どこにも書類として書かれていないけど、
アメリカ人なら皆が知っている常識的な感覚と言ったところだろうか。
アメリカ人なら成長する過程で、家族や友達、学校などから、
そのUnwritten Expectationsを学ぶのだが、
高校までは普通に日本で過ごした私には、その感覚が良く分からない。
アメリカ人も無意識に使っている感覚だから、
アメリカ人に聞いても上手く説明してくれない。
「ライフ」記事の中の「キャリア」のシリーズは、
そんな同僚や上司との小さな「ズレ」を言語化して理解するのに役に立つ。
「アメリカから見た世界」を学べる国際記事
あとは国際記事も「アメリカから見た世界」を学べて興味深い。
同じ国際事件を報道していても、
日本での報道の仕方とは全然違っている時も多い。
特に中東関係や中国関係は、
アメリカがその地域をどう見ているのかが学べて、
普段の生活では気づかない視点で、良い勉強になる。
アメリカの政治・経済・社会記事は最高に充実
最後に、当たり前だが、
アメリカの政治・経済・社会記事は最高に充実している。
アメリカ大統領選挙の特集記事など、本当に素晴らしい。
トランプやサンダーズに人気が集まっている理由が
イマイチ良く分からない人は、
アメリカ大統領選挙中だけでも、
この新聞を購読する価値はあるのではないだろうか？
もちろん英語の勉強にもなる
日本語版のほぼ全ての記事に英語版の記事のリンクが貼ってあるので、
同じ記事を日本語と英語で見比べることもできます。
アメリカの詩人に関する記事でも述べたのですが、
英語を日本語との対訳で読めるのは、効率の良い勉強法だと思います。
英語と日本語では、文の構造から根本的に違うので、
「日本語での文章は、英語ではこうやって表現するのか」と実際に見比べると
英語での表現力が格段に向上します。
３ヶ月１００円購読できる
以前の記事でも書きましたが、
この新聞は、１００円で３ヶ月購読できるんです。
一月分を計算してみると約３３円。
過去記事も読み放題です。
一ヶ月購読してみれば、３３円分を遥かに超える価値があることは、
どなたでも同意していただけると思います。
私も胸を張って保証できます。
最初の３ヶ月が終わったら、いつでもキャンセルできる
最初の３ヶ月が終わったら、
いつでも好きな時にキャンセルできるので、
７月の共和党や民主党の党大会が終わるまでや
１１月の大統領選挙の本選が終わるまでと、
期間を決めてもいいかもしれませんね。
100円で3ヵ月購読の申し込みはこちらです。
buy.wsj.com
年間購読の申し込みはこちら（年間購読定価の25%OFF!）
