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絶対おすすめ!この1冊で世界史がすっきり理解できる大人の入門書

前回の記事で、世界史を学ぶ大切さについて語ったので、

今回は大人向けの分かりやすい世界史の本を紹介したいと思います。

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地域ごとの通史を分かりやすく解説

この本は、地政学を踏まえて、
それぞれの地域の通史を分かりやすく解説しているので、大変オススメです。

世界史で学べ! 地政学

世界史で学べ! 地政学

頭がこんがらがる通時性の問題

私が個人的に世界史で一番頭がこんがらがるのが、通時性の問題なのですが、
皆さんは、どうでしょうか?

私がここで通時性の問題と言っているのは、
「ある時代に地域Aでは出来事Bが起きて、
地域Cでは出来事Dが起きた」ということです。

その地域Aと地域Cの交流があって、出来事Bと出来事Dが繋がっていたら、
関連性もあって、もっと記憶に残りやすいんだけど、

近代以前はそれぞれの地域で孤立

近代以前は、それぞれの地域はほぼ孤立していて
(中華文化圏とかヨーロッパ文化圏とか)

よほどの事件(モンゴルの侵攻とか)がない限り、
それぞれの地域が、それぞれのペースで歴史を紡いできたんだよね。

国や地域の歴史認識を通じたアイデンティティー

なので、この本の構成のように、近代以前の地域ごとの通史を学んだ方が、
それぞれの物語として、様々な出来事の関連性が記憶に残りやすいし、
それぞれの国や地域の歴史認識を通じたアイデンティティーを理解しやすい。

人気予備校講師

この本の著者の考え方は、ちょっと国家主義的だと思うけど、
それを差し引いても、さすが人気予備校講師と言えるぐらい
大変分かりやすくて、読む価値は十分にあると思う。

内容をちょっと紹介

例えば、この本の第1章で「アメリカは島」と捉えているのだが、
私も全面的に賛成する。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

kbooks.hatenablog.com

世界史を学ぶ大切さ

世界史を学ぶ大切さについて語った前回の記事は、こちらです。
kbooks.hatenablog.com