アメリカの銃規制問題の中に見える建国精神
オバマの涙に感動したのも束の間に、テキサス州では、
拳銃を周りから見えるように持ち歩く
「オープン・キャリー」合法になりました。
銃を持って来る客に10%割引
このニュースのビデオの中でさ、
テキサスのレストランとか、銃を持って来る客を歓迎して、
レストランに銃を持ってきたら、10%割引とかしてるんだよー!
記事引用:'Open-carry' in Texas Enacted
>今月1日から「オープン・キャリー」法が施行されたテキサス州では、登録済みの所有者は、拳銃を公共の場で、人から見える形で持ち歩くことができるようになりました。銃愛好家は「歴史的だ」と喜びの声を上げ、一部では、銃を身に着けた顧客限定のディスカウントなどを設け、歓迎する飲食店もありました。この店のオーナーは、「国家の安全のため国民が武器を保有し携行する権利を侵してはならないと定める合衆国憲法修正第2条にある通り、お客さんには安全に過ごしてもらいたい」と思いを語ります。
>アメリカではすでにニューヨーク州やカリフォルニア州などを除く44州で「オープン・キャリー」が認められていて、45番目となるテキサス州は、中でも一番人口の多い州となります。この法律を支持する人は、「悪いことを企んでいる人も、周りの人が銃を持っているのを見れば思いとどまる」と主張します。一方である男性は、「他人の軽はずみな行動の犠牲にはなりたくない、ヒーローを気取ってちょっとしたことですぐ銃を使って正義を語る人もいる」と否定的な意見を述べています。
銃の規制には合衆国憲法修正第2条が問題
銃の規制をするには、この合衆国憲法修正第2条が問題なんだよね。
でも、18世紀の法律を21世紀に守る意味が分からない。
結局は軍需産業の利権の問題だし、悲しいことに、
銃乱射事件が報道される度に、銃の購入数が急激に増える。
銃乱射事件が報道されて、ショックなのはみんな一緒だけど、
「だから銃を規制しよう」とはならずに、
「だから自分も銃を持って、自分と家族を守ろう」って反応する人の方が多いんだよね。
実質的には単なる暴力の支配
アメリカの銃のイメージは、西部の開拓時代に、
銃で原住民や盗賊や野獣から家族を守ったっていう伝統の誇りらしいけど、
それは本当に原始的な弱肉強食しか知らないような野獣のジャングルの掟だよね。
正義を語ってるけど、実質的には単なる暴力の支配だよ。
これをどうにか非暴力の「文明の掟」に変革していくのがこれからの課題なのかなー
建国の歴史の正と負の遺産
アメリカは建国の歴史を「普遍的な理念」として誇りとしていますが、
そこに正と負の両方の遺産があるのが難しい所ですね。